持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、多くの企業が環境配慮型の製品を販売するようになりました。
これからは、環境配慮型の製品を販売することが経営戦略になるというCSV(共通価値の創造)という概念もあります。
今回は環境配慮型の製品やそれを販売する企業を紹介します。
もし何か買う予定がある人はチェックしてみてください。
また、このような企業の経営戦略はCSV経営と呼ばれるもので、最近話題を浴びている経営戦略です。
CSVについてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。


環境配慮型製品① WEWOOD
WEWOODは、2009年イタリア・フィレンツェで誕生したウォッチブランドです。
ウッドを使用した洗練されたエコラグジュアリーなデザインが特徴的なウォッチブランドです。
エコをコンセプトに100%天然木で作られ、ウッド独特の風合いで腕元を飾るコレクションはヨーロッパ、アメリカなど世界で注目を浴ています。
材料となっている木材は、大型家具やフローリングの端材を再利用しており、不要となった資材を有効活用している、環境にやさしい腕時計です。
また、WEWOODは一つの時計を購入してもらうごとに一本の木を植えるという活動を行っています。
WEWOODは、既に60万本以上の植樹をしています。
植樹された木は空気と水を綺麗にする汚染流出のフィルターとして、浸食と地球温暖化を防止し、そして野生動物たちの生息地となっています。
時計としては、メンズのものもレディースのものも両方販売しており、多様なコレクションをそろえています。
そのどれもが洗練されたデザインで、あまり人と被らないし、おしゃれだし、あなたが買うことで木が一本植えられるしと、いいことづくめです。
具体的にどのような活動を行ってきたのか?についてもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください。


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環境配慮型製品② コアラマットレス
みなさんはコアラはどんな動物か知っていますか?
実は、世界で最も長く眠る動物がコアラです。
1日平均20時間も眠るといわれる「眠りのスペシャリスト」と、「すべての人に深く快適な眠りを提供したい」という願いのもと設立されたのがコアラマットレスです。
また、販売事業者を介してではなく、顧客とインターネットを通じて直接かかわることでコストを削減しているため、他社製品の約1/3ほどの値段で購入することができます。
そんなコアラマットレスは、コアラの里親プログラムというのを実施しています。
オーストラリアでは、過剰な伐採により80%ものコアラが減ってしまいました。
そんなコアラが居場所を無くさないように保護する必要があります。
コアラマットレスでは、マットレスを一枚購入すると実際にオーストラリアにいるコアラの里親になることができます。
里親である公式の証明書も受け取ることができ、いつでも好きな時に、オーストラリアに行けば自分のコアラに会うことができます。
コアラマットレスの挑戦的な取り組みについてはこちらで詳しくまとめています。気になった方はぜひご覧ください。


環境配慮型製品③ ハチドリ電力
ハチドリ電力は、自然エネルギー100%の電力会社です。
実は、日本のCO2排出量のうち、約40%以上が発電によって出ているのです。
それもそのはずで、我々の普段使っている電力の約80%は火力発電によって賄われているからです。
その結果、家庭から出されるCO2の約半分が、電力から生み出されているのです。
そこでハチドリ電力は、CO2を出さない自然エネルギー100%で発電をすることにしています。
また、みんなが払う電気代の1%が新たな自然エネルギーの発電所に対して使用され、またもう1%がみんなが選んだ社会活動に寄付されます。
ハチドリ電力を使えば、年間約2.5トンのCO2が削減されます。
ぜひみんなで使って地球を守りましょう。
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環境配慮型製品④ ビジネスレザーファクトリー
ビジネスレザーファクトリーは、最高級牛本革を使用したビジネスバッグや、財布、ステーショナリーを取り扱う革製品のブランドです。
バングラデシュの革職人が手作りで作った革製品を日本で販売することによって、バングラデシュの都心部における貧困層の雇用問題も同時に解決しています。
バングラデシュの現地資源を活用した高付加価値製品を販売し、現地の人々の安定的な高収入を目指し、貧困地域の支援活動を行っています。
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環境配慮型製品⑤ 八百屋のタケシタ
野菜は、形が悪いと正規品として販売できなくなるため、フードロスの原因となっています。
規格外野菜とは、決められた形や重量などの要件を満たさず、一般流通には出荷できない野菜のことを呼びます。
形が歪で段ボール箱にきれいに入らず、流通の効率の悪さから排除されたり、加工用の機械に入らない大きさに育ってしまった場合には買い取れなかったりします。
本当はとてもおいしい野菜が流通や加工の都合で規格が決められ、行き場を失っている現状があります。
八百屋のタケシタでは、すべての商品を店主が産地を訪問して仕入れており、本当においしい野菜だけが店頭に並ぶようにしています。
そうすることによって、規格は気にされないようになり、味が美味しいかどうかで野菜が選ばれるようなそんな世界になるということです。
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ぜひみなさんもこれらのソーシャルビジネスを利用して、買い物をしてみてください。
みなさんの一歩が大きな一歩になります。